このブログ「AURA CAR LABO」について
はじめまして。
AURA CAR LABO(オーラ・カー・ラボ)管理人の ぱるぴのパパ です。
このブログでは、
- 日産オーラ ニスモの 静音化(デッドニング)
- 車内で快適に過ごすための エンタメ環境づくり
- その過程で発生した 失敗談・トラブル・学んだこと
を、お届けしていきたいと思います。
「とにかく静かにしたい」「でも安全も車検も心配」「クルマの不満を解消したい」
そんな方にとって、少しでも参考になればうれしいです。
登場する「ねこ」と「人」と「AI」
このブログでの登場キャラクターを紹介します。
ぱるむ
静かなところが大好きで、おおらかなねこ。
AURA CAR LABO のシンボルキャラクターです。
ぴの
ちょっとやんちゃなねこ。
くろねこなのに、黒いもの(服)が怖い。
センパイねこのぱるむとは、仲良くケンカします。
ぱるぴのパパ(私)
建設業を長年やってきた、機械いじりが大好きなおじさん。
しかし、フロアジャッキや本格的なデッドニングに関しては、
オーラ ニスモでの静音化が ほぼ初挑戦レベル からのスタートでした。
ぱるぴのママ(妻)
今回の静音化ストーリーの、原点となる「ひとこと」を放った人。
けっこうズバッと言う性格です。
チャッピー
AI の対話サービス「ChatGPT」。
騒音データや周波数グラフの解析、ブログ構成の相談相手など、
今の時代ならではの「頼れる相棒」です。
(私が勝手に「チャッピー」と名前を付けています)
このメンバー+オーラ ニスモで、お話が進んでいきます。
たまに、私の娘「まりな」「まりさ」も登場します。
静音化のきっかけは、妻のひと言
私がオーラ ニスモを静音化し始めた本当のきっかけをお話しします。
それは、ある日の妻の、たった一言でした。
オーラ ニスモは、新車登録から2年ほど経過した中古車を購入しました。
その前はホンダ・フリードに乗っていて、
エンジンも乗り心地も、とても気に入っていました。
フリードが13年目になり、
「そろそろ次の車を…」と候補をいろいろ考えていた時期に、
私は日産の e-POWER システム に出会いました。
エンジンは発電専用で、走るのはモーター。
出だしから最大トルクが立ち上がって、
「1200ccのコンパクトカーなのに、2Lエンジン並みのトルク感がある」
という話を知って、一気に興味がわきました。
「これは、次に乗るなら e-POWER だな」と思い、
e-POWER を搭載している車だけを候補にして、妻に写真を見せながら聞いてみました。
- 私「ノート e-POWER は?」
妻「…全然好きじゃない」 - 私「じゃあ、オーラ e-POWER は?」
妻「…形があんまり好きじゃない」 - 私「エクストレイル e-POWER は?」
妻「ちょっと大きいんじゃない?」
走りやトルク性能のことばかり考えていた私は、
「なんとか e-POWER の車を通したい」と思っていましたが、
妻の審査はなかなか通りません。
ノート e-POWER も、オーラ e-POWER も、エクストレイル e-POWER も妻からは“×”。
そんな中で見つけたのが、赤いラインと赤いミラーが印象的な
「オーラ ニスモ」 でした。
実はそれより前から、妻には “ひとつだけ絶対に譲らない色” がありました。
13年前に家を建てたとき、キッチンのショールームで、
展示してあったクリナップのステンレスキッチンを指さして、
「私はこのボーテボルドーの色じゃなきゃイヤ。
この色じゃなかったら家はいらない!」
と言い切ったことがあったんです。
オーラには「ニスモ」というグレードがあり、
その赤いラインとミラーの色が、
あのボーテボルドーと不思議なくらいよく似ていました。
「これなら、あのときの“ボルドー判定”でクリアできるかもしれない」
そんな期待を込めて、
赤いラインと赤いミラーのオーラ ニスモの写真を見せてみたところ、
妻の反応は、
「………」
でした。
あのボーテボルドーを気に入ったときと同じ空気を感じて、
「これは、あるな」と思った瞬間でした。
こうして、オーラ ニスモが我が家にやってくることになりました。
納車したばかりの頃は、
「静かだし、走りもいいし、これは当たりだな」
と、正直かなり満足していました。
ところが、ある日妻と一緒に乗っていると、助手席からふいに一言。
「ねえ…。この車、エンジンの音けっこう大きいね。」
そのあと、こんなことも言われました。
「アクセル踏んでないのに、うなるよね?」
「なんか、必要以上にエンジンが頑張ってる感じ。」
私は正直、ドキッとしました。
「え? そんなに?」と。
言われてみれば、確かに。
減速中や、軽い負荷がかかったときに、
エンジンが「ゴゴゴ…」とうなることがある。
e-POWER 特有の負荷変動で鳴る音。
その音が車内に“そのまま入ってきている”感覚がありました。
今思うと、
「ねえ…。この車、エンジンの音けっこう大きいね。」
この妻の一言が、長く続く静音化沼への入口でした。
それまで「いい車を買った」と満足していた私が、
「この音、なんとかしたい!」と本気で考え始めた、スタート地点です。
そして現在、妻とドライブ中にこの話をすると、だいたいこう返ってきます。
「何回も聞いてくるけど、私そんなこと言ってないよ? だって静かでしょ。」
本人はすっかり忘れているようですが、
あの何気ない一言がなければ、
ここまで深く静音化にのめり込むことも、
このブログ AURA CAR LABO を始めることもなかったと思います。
ここまでやってきたこと(ざっくり)
静音化に関して、約2年近くコツコツ続けてきました。
一気にではなく、通販での購入やホームセンター(コメリやナフコ)に通いながら、
工具も材料も少しずつ増えていきました。
やってきたことを、ざっくり並べると……
- フロア・ラゲッジ・ホイールハウス・天井などのデッドニング
- エプトシーラー+シンサレートを「万能防音材」だと思い込んでフロア全面に施工
→ 施工完了するも、「あまり変わらない」というか、誤差レベル? - そこから情報を探しまくって、ドクターアルテックス(Dr.ARTEX)さんの遮音シート
「バイブロバリア7+ 2022(VibroBarrier7+ 2022)」 と
吸音シート 「LACE15」 に出会い、フロアのやり直し、
ホイールハウス(車体側)やドア下部への追加施工
→ エプトシーラー+シンサレートの組み合わせから、
この バイブロバリア7+ 2022 と LACE15 の組み合わせに変えたとき、
「あ、静音化できた」と初めて体感しました。 - ドア外側のブチル系制振材(NOICO)に加えて、ドアまわりへエプトシーラーを施工したことにより、
ドア閉め音が「カポン」から「ボフッ」に変わったこと - 運転席側フロアの 浸水&悪臭騒動 と、その原因究明
- バルクヘッド・ボンネットまわりのスキマ埋め
- リアの車体ベンチレーション(薄いフラップ)の外側に、「小さなフード(ボックス)」を作って排気音対策
- T-BOX と macrodroid を組み合わせた、車内 YouTube/U-NEXT/音楽の 半自動再生環境
- エーモンのタイマー+自作UPSによる、サービスエリア休憩中でも T-BOX の電源をキープする仕組み
- カーフィルムの施工(リアは熱成形、サイドはガラスを外して風呂場で施工)
- 純正からのタイヤ変更(YOKOHAMA ADVAN dB V553 への交換・検証予定)
……などなど、書ききれないくらいの試行錯誤をしてきました。
このブログでは、
- やって良かったこと
- やって後悔したこと
- 「最初から知っていれば、絶対こうしたのに…」というポイント
を、できるだけ正直に書いていきます。
このブログで大事にしたいこと
このブログで、特に大切にしたいのは次の3つです。
1. 盛らない・ごまかさない
数字やグラフは、チャッピー(ChatGPT)にも解析を手伝ってもらいながら、
「聞いたまま・測ったまま」 を出します。
2. 失敗もちゃんと書く
車外のシャシーに貼ったエプトシーラーが水を吸って
ジュクジュクになった話。
ドレン排水の差し込み不良(疑い)で、
フロアが浸水&悪臭になった話。
エアバッグのコネクタを触った結果、
エラーが出て焦った話。
こういう話こそ、これから静音化に挑む方に
一番役に立つと感じています。
3. 安全・車検・法規の話を避けない
いくら静かでも、
車検に通らない・安全性を損ねる改造はNG です。
- 重量増加(特に軽自動車や新車ディーラー車検の場合)の注意点
- 排水ドレンやベンチレーションの塞ぎすぎの危険性
- エアバッグ/シートまわりには絶対に触らない方がいい場所
なども、折を見てしっかり書いていきます。
チャッピー(AI)との協力体制について
このブログでは、
AI の ChatGPT(私の中では「チャッピー」)と一緒に、
データ解析や文章構成を行っています。
具体的には:
- スマホアプリで録音したエンジン音を渡して
→ 周波数ごとのグラフを描いてもらう - タイヤ交換前後の音を比較して
→ どの帯域がどのくらい下がったかを可視化する - 「こういう測定方法で、どこまで信頼できるか?」を相談する
- 記事の構成案や、注意書きの言い回しを整えてもらう
といったことです。
もちろん、
最終的な判断と責任は、すべて ぱるぴのパパ にあります。
AI はあくまで「優秀な助手」であり、
その上で「これは読者にとって正直で安全か?」を考えながら書いていきます。
今後書いていく予定の内容
これから、こんな記事を書いていく予定です。
- オーラ ニスモ静音化の 全体マップ(どこから手をつけるべきか)
- 購入直後と現在の エンジン音比較(グラフ付き)
- フロア・ドア・ラゲッジ・ホイールハウスの
やり直しを含めたデッドニング記録 - エプトシーラーでやらかした話と、
「こう使えば最高にコスパがいい」使い方 - フロア浸水と悪臭の原因・対策
- T-BOX と macrodroid、YouTubeオフライン再生で
車内エンタメを快適にする方法 - 楽天モバイル、mineoでのテザリング実験
- ADVAN dB V553 へのタイヤ交換前後の
騒音・振動データ比較(予定)
さいごに
デッドニングを始めた頃は、
フロアジャッキもジャッキスタンドもまともに触ったことがない状態からのスタートでしたが、
試行錯誤を重ねて、ようやく “沼の出口” が見えてきた 気がします。
このブログ AURA CAR LABO は、
そんな「静音化沼の入口から出口までの記録」を、
ぱるぴのと一緒に、少しずつ“かいて”いく場所です。
これから静音化や車内いじりに挑戦しようとしている方の、
なにかのヒントや注意喚起になればうれしいです。


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