「デッドニング完了!」と思っていたのに、思ったほど効いていない気がする——。
そんな状態から、VibroBarrier(防音シート)+LACE15(吸音シート)でリアラゲッジを再施工したら「これ、効いてるな」と確信できました。
ロードノイズ対策の“狙い方”と“順番”を、この回で整理します。
リアラゲッジで「効いてる」を確信した話

リアラゲッジは、最初 Noico(制振材)+エプトシーラー+シンサレート2重 で、フロアは Noico(制振材)+ゼトロ耐熱吸音シート+シンサレート2重 の組み合わせで施工して、当時は「これでデッドニング完了!」って思ってたんです。
でも……正直、思ったほどの効果が、“なんとなく” ない気がして。

“なんとなく”って、意外と当たるんだよね。毎日乗るから。

で、沼の入口はここ?(笑)

はい(笑)
当時はエプトシーラーやゼトロ耐熱吸音シートで何でも防音できると信じてたから、フロアの下から貼れるところにエプトシーラーを全面貼りまでやっちゃって……。
(※その後の“ジュクジュク剥がし地獄”に続くやつです)

この記事は、その反省を踏まえて
ブチル制振材+VibroBarrier 7+(遮音寄り)+LACE15(吸音/減衰)
に組み替えた“再デッドニング”の第一歩が「リアラゲッジ」だった、という話です。

ちなみに2025年6月の再施工では、Noicoの在庫が見つからなかったため、制振材は別メーカーのブチル系制振材を使用しました。
なお、当初貼っていたNoicoは、上から貼ったエプトシーラーが強固に食いついてしまい、結果的にNoicoごと撤去しています。
ざっくり年表:この回は「再デッドニングの起点」

最初のデッドニングは 2024年5月に開始しました。
その後は作業を断続的に進めて、2025年6月に VibroBarrier+LACE15 の組み合わせで「フロア全体を再デッドニングしよう!」と決意します。
そしてまず、ラゲッジから再施工。
この時点で「これ、効いてるな」って確信できたので、追加で VibroBarrier+LACE15 を注文して、フロアの再施工に進みました。

沼、一本の川みたいにつながってるじゃん。

つながってます(笑)
ラゲッジ→フロアを再度はがした時に浸水が見つかって、例の“くさい制振材ジュクジュク撤去・再施工”へ……。
さらに「センターコンソールを10cm下げた話」や、浸水した運転席フロアをやり替えたついでの「床を新たに作って防炎カーペットを貼った話」にも続いていきます。

このリアラゲッジ回は、その長い流れの中でも「再デッドニングの方向性が固まった起点」になったところです。
空気伝搬音と個体伝搬音について

ロードノイズは、
① 空気伝搬音(隙間や空間から“風みたいに”入ってくる音)と
② 固体伝搬音(ボディを伝って入ってくる振動由来)
が混ざっています。
なので“施工の順番”としては、基本はこう考えると迷子になりにくいです。
まず空気伝搬の入口を弱める(隙間・空間・反射ポイントをなくす)
それでも残る分を固体伝搬側で詰める(床・骨格側の振動や伝達を抑える)

つまり、まず“風で入ってくる音”を減らして、残った“骨伝いの音”を詰めるってことね。

順番があると、沼でも迷子になりにくい…。

ちなみに、タイヤ回でお伝えしたみたいに「先に静音タイヤに替える」でもOK。
これは「固体伝搬を先にやる」というより、発生源(タイヤ)側の音量を先に下げて、土台を落とすイメージです。
土台が下がると、残った音が“空気伝搬っぽいのか/固体伝搬っぽいのか”見つけやすくなって、次の対策が進めやすくなると思います。

まとめると、
- 施工で順番を作るなら:空気 → 固体
- 発生源から先に下げるなら:タイヤ →(残りを)空気/固体で詰める
どちらも正解で、目的が違うだけです。
「左後ろが気になる」みたいな感覚は、スマホでは拾いにくい

運転していて「後ろの左の方からの音が気になる」みたいに感じることがあります。
でもこの“方向の感覚”って、スマホ録音では分からないし、音声解析も難しい。

方向感は、左右の耳・反射・車内の音場で決まるので、単一マイクのスマホでは再現が難しいです。
ただし、各所の対策を積み上げることで、最終的に
- 全体のdB
- 特定帯域の落ち
として現れてくることはあります。

結局、各場所のデッドニングの積み重ねで、ようやく「結果」が出てくるのかもしれません。
沼はつながってるんです。
(ここでいう「沼」は、静音化が一発で終わらず“次が気になって積み上がっていく状態”のたとえです)
ここが転機:「効いてる」と確信した瞬間

バイブロ+LACE15でラゲッジを施工したとき、
「これ、効いてるな」って確信しました。

その“確信”があると、次の施工に踏み切れるよね。

そう。だから追加注文してフロアに行きました。
ロードノイズには、VibroBarrier 7+ 2022 と LACE15 の組み合わせはおすすめです。
まとめ:水位は確実に下がっていく

でもさ、デッドニングって1か所だけだと、正直「何が変わったの?」って言われやすいよね。

うん、たぶんそれ普通です。
うちもそうだったけど、施工してる本人は「ここが変わった」って分かるのに、同乗者からは「え?何が?」って返ってくることがある。
あれ、地味に心が折れそうになる(笑)

分かる。頑張ったのに「何が?」はダメージでかい。

人は“比較条件が揃った音”を聞かないと差に気づきにくいです。
とくに車内は、路面・速度・風・荷物・座る位置で印象が変わります。
だから「1か所の小さな変化」は、本人以外には見えにくいことが多いです。

でも、デッドニングって“1枚貼ったら別世界”じゃなくて、小さい変化を積み重ねて、最後に効いてくる作業なんだと思う。
沼ってつながってて、一回じゃ干上がらない。
今日は5mm水位が下がった。次でまた5mm下がる。
そうやって気づいたら、前よりずっと浅くなってる。
リアラゲッジは、後から施工しても手間が比較的少ない部位。
だからこそ、いきなり全面で消耗するより、
「タイヤに近いところから重点的に」でもいいと思いました。

つまり「今日はこれだけ」でも、前に進んでるってことだね。

そう。周りの反応で心が折れそうになっても大丈夫。
水位は確実に下がってます。最後にまとめて効いてきます。

沼の出口、ちょっと見えてきたかもね。
今回検証したリアラゲッジに使用している材料(参考リンク)

必要な人向けに、今回リアラゲッジで実際に使った材料のリンクをまとめておきます。
※以下はアフィリエイトリンク(PR)を含みます。
- 制振材 1 :Noico(ブチル系制振材) 749mm×495mm×2mm×9枚 (Amazon)
- 制振材 2 :デッドニングシート (ブチル系制振材) 46cm×5m 厚み2.3mm (楽天市場)
- 制振材 3 :Quiet-Mo (ブチル系制振材) 46cm×5m 厚み2.3mm (Amazon)
- 遮音シート:ドクターアルテックス VibroBarrier 7+ 2022 (楽天市場)
- 吸音シート:ドクターアルテックス Lace15 吸音シート (楽天市場)



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